私は外国生活を続けて13年目になります。日本にいたころは書籍類はほとんど漫画しか読んだことがなかったのですが、ここ数年は小説やエッセイが大好きでたくさんの本を読んでいます。
年齢が上がるにつれて本の魅力に気づき始めたというのもありますが、やはり大きな理由は日本語から離れて生活していることだと思います。日本のテレビは見ますが、日本語の活字に対する郷愁を満たしてくれる手段が読書だったのだと思います。
特に芥川龍之介、太宰治、三島由紀夫や村上春樹の作品が好きで読みます。読んでいる間は別世界に浸ることができるので、一人の時間がとても有効に使えます。もちろん作品には当たり外れがありますが、大好きな作品に巡りあった時の喜びとそれを読み終えた後の陶酔は何物にも代えがたい価値があるように思えます。
近年では電子書籍がシェアを拡大していますが、私はやはり紙の本を手にして読むのが好きです。その方が俄然物語の世界に入り込みやすいのです。
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