現在、フローリングの部屋やキッチンと居間がつながった部屋が多くなっているようです。
しかしそこには本棚があるのだろうか。
スマホ全盛の時代となり、書籍すらスマホや携帯画面で買って読むようになってしまった。
しかし部屋の中に木製の本棚がある場所には高貴な雰囲気が漂っている。
すぐに出し入れできる本もあれば、高価で美しい装丁の本もある、また記念となるような本も。
本棚の掃除を欠かさずにホコリを払い、本の背表紙の色合いを楽しみ、これまで読んできた本の数々を誇らしく眺める。
いつの間にか子供たちもそこから勝手に本を取り出して読み始めている。
来客も本を手にして、その本について、または作者についての話が始まる。
静かで穏やかな時間が流れ、教養ある家庭の美しい光景が見えてくる。
本棚にも工夫が凝らされているだろう。
家を建てる時から、群馬でオーダーメイドの本棚を設計して、床の抜け落ちる心配なくたくさんの本が置けるように、取り出しやすいように。
またはデパートでお気に入りの逸品を選び、所定の場所に置くことも。
本棚には知性と心の豊かさが漂っている。
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